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東大阪市就労支援ネットワークにて講師を務めました!(代表:家住)

7月30日(火)9:30~ 東大阪市就労支援ネットワーク連絡会にて、「学齢期に知りたい障害者の就労支援」の題目で代表の家住(いえずみ)が講師をさせていただきました。

元々こちらの運営は東大阪市障害者就業・生活支援センターJ-WAT様が事務局を担当されており、J-WATさんとは私家住が障がい者雇用の人事を務めておりました時からのご縁で、もう5,6年になります。
こうしてまたご縁を繋いでいけることに感謝しております。ありがとうございます。しかしながら、100名以上の方にお集まりいただき、関心の高さに驚きました。

今回、当社の取り組みをお話させていただきました。沢山お話させていただいたのですが、こちらでは設立の背景から、なぜ取り組んでいるのかも踏まえて説明させていただきます。

すたぁりっとの設立の背景は、私家住が障がい者雇用の人事として全国の支援機関や学校を見て回った知見と、親としての立場双方から見た社会構造の課題を解決するためです。
当初では塾形式でのサービス開始も考えておりましたが、保護者様の負担も少ない福祉事業を活用することで、より多くの方に利用いただけると考え、学齢期にアプローチできる事業体である放課後デイを選びました。
中高生の施設は「進路支援型」と謳っております。進路支援と聞くと、学校の進路の先生のようなイメージや、就職先・進学先を決定するように思われますが、そうではありません。

特に経験値が過少傾向にある障がいのある高校生に、進路をどうしたいか聞いても答えようがありません。「ああしたい」「こうしたい」と意見が出てくるには、最低限のインプットが必要なのです。そのインプットとは、社会経験です。
社会経験が不足しているのは障がい児の高校生だけではありません。学校の先生も、一般社会(企業)の経験はほぼ無いに等しい状況で、その先生が進路を担当すること自体、制度上無理があると考えております。そういう意味では福祉の職員も同じかもしれません。

すたぁりっとの取り組みでは、中高生になるまでに段階に分けたインプットを行っております。社会経験をするために必要なものは大きくは3つで、コミュニケーション媒体の獲得(主に言語)、情動の調整(感情のコントロール)、社会性(最低限のマナーや、社会ルール)と設定しております。これらを通常の訓練にて身に着けていき、外の世界(企業など)と繋がる力を養っていきます。
そして、企業等沢山の職業に触れながら、自分はどういう人生を送りたいのかを考えることが大事です。これを繰り返すことで、「ああしたい」「やっぱりこうしたい」など、少しずつ進みたい方向が見えてきます。これが具体的選択になっていくことが、進路です。就職も進学も、施設に進むことも、全て進路です。大事なのは、それぞれの選択に自分の意志があることです。周囲のお膳立ても多少なり必要ではありますが、どのような選択であれ、最後は自分で決め、行動することが、その人の進むべき道なのです。

私たちはこのようなスタンスで進路支援を行っております、といった内容でございました。細かい取り組みについてはまだまだ語り切れないことはございますが、このような機会をいただけましたJ-WATの皆様、発達障害支援センターPALの皆様、また当社の取り組みに興味関心を持ち、聞いてくださった参加者の皆様、ありがとうございました。