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日常訓練の様子(小学生:ジュニア)

皆さんこんにちは!
普段あまりアップすることがございませんでしたので、すたぁりっとジュニアの日常訓練の様子をお伝えさせていただきます。

写真をご覧ください。
普段の訓練は毎回ロールプレイで行います。このロールプレイは認知行動療法のリハビリ技法として生まれたSST(ソーシャルスキルトレーニング)の技法をベースとしており、半円形に並んで行います。これは、互いの発言と行動(表情)が見えるようにすることで、正しい言動、そうでない言動もタイムリーに共有するためです。まだまだ安定して座ることが難しい小学生は、あえて長椅子を使用することで、落ち着きのない動きが他者へ伝わり、他の児童からのフィードバックがされやすい環境設定にしております。

まず場面設定(例えばお友達と遊ぶ順番を決める場面、など)し、その場面で子供たちがどのような認知をしているか、ホワイトボードを使って確認していきます。ホワイトボードは子供たちが発言したことを可視化し、整理するために使用しています。
次に子供たちから出たことを整理し、実際に行動してみます。その行動を見て、正しいと感じるか、みんなはどう思うか聞いてみて、さらに整理していきます。これを繰り返すことで、子供たちみんなで出した意見を行動と一致させていきます。自分たちで出した答えで行動に結びつけていきますので、大人から押し付けられた、やらされたと感じにくいように、素直に行動に移せるようにしていくのがポイントです。

写真では見えにくいですが、子供たちの後ろには職員が2,3名立っており、ロールプレイでの言動についてその瞬間にフィードバックをしていきます。
そうすることで、正しい認知行動ができていれば「どこがどう良かったか」を、そうでない場合は「ここがこうなれば、もっと良くなるよ」というような感じでフィードバックを行っていきます。タイムリーなフィードバックがなされなければ、その瞬間にしかない感覚にアプローチできないのです。

ロールプレイの場面設定は、学校生活の中で起こりそうな課題・状況を中心に行って参ります。友達とうまくやっていけるようになるには、自分はどうすればうよいか、その方法を獲得できるように設計しております。すぐにできるようにはなりませんので、般化させるよう日々繰り返し行っていくことが大切です。

実は大人でも同じ訓練方式を取っております。このようなことは、大人だからすぐにできるものでもありません。頭で理解できても、気持ち(感情)がついてくるのに時間がかかるからです。そのため、小学生のうちから取り組んでおくことで、将来非常に活きてきます。

もっと詳しくお知りになられたい場合は、お問合せのうえ、是非見学にお越しください。お待ちしております。